ネコニワ日記

日々の気になるものを取り上げていきます。

日本のゴーギャン、田中一村という画家をご存知でしょうか?

股関節の体操を軽く2日つづけただけなのに、

しばらく問題のなかった両ひざと腰が不安定になった。

なので今朝は洗濯をすますと昼過ぎまで布団の中。

猫も陣中見舞いか珍しく布団に入ってきてくれた。

外はすごい風。

 

 

田中一村という画家を認知したのは、

恥ずかしながらつい最近のこと。

そういえば。。。的な、

記憶の片隅にしか認識していなかった。

 

それが先日、偶然入った「喫茶店」に置かれていた、

一村の画集を手にしたことで、

私の認識の中心へと一気におどり出たというわけ。

 

画家としては顧客がついて、そこそこだったにも関わらず、

50歳で自分の描きたいテーマを求めて奄美大島へ渡り、

 

69歳で亡くなるまで奄美の自然を描き続け、

評価をされたのは没後。

 

日本のゴーギャンとまでいわれているそうだ。

 

 

画家だけにとどまらず、

 

なにかを表現して生きている人にとって、

自分が表現したいテーマと世間が求めるテーマは、

必ずしも一致しないことが往々にしてあるだろう。

 

ましてや、

自分のテーマを見つけ出すことすら難しい。

 

ぶれることなく、

自身に忠実に生き抜いたことに感銘をうけている。

 

 

その田中一村の作品の一部が関東周辺で観られるという。

箱根にある岡田美術館で6月4日まで。

 

www.okada-museum.com